学業成績も判断材料として存在感を示すように

学業成績を選考の際に考慮する企業が微増したことも特徴だ。「重視する」が2.4%(対前年+0.4ポイント)、「ある程度重視する」が45.7%(対前年+2.1ポイント)と微増している。判断材料として学業がわずかではあるが、存在感を示していると言えなくはない。

もともと、学業での質問は学生を判断する上で、有益だった。というのも、自分が好きなこと、得意なことに対して、居心地の良い仲間と取り組むことになりえるサークルやアルバイトよりも、より「やらざるを得ない」ことであるからだ。どのような科目を履修したのか、よい成績をとるためにどう取り組んだのか。成績表を基に面接すると、その人をより深く理解することができる。

人事の側も、エピソードのインパクトに流されず、事実の確認をするのが基本であるはずだ。ぜひ、学生の話を味わい尽くす努力を怠らずにいきたい。

就職氷河期再来、コロナショックで激変などという言葉に流されず、情熱と冷静さをもとに前に進みたい。この時代、あたらしい何かが生まれることに期待したい。

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