【入浴編】

①良質な眠りのために湯船に15分つかる

「入浴は眠りの質に大きく関わってきます。湯船につかるのは10~15分が目安です。長すぎても短すぎてもよくありません。温度は39~40℃がいいでしょう」

熱い湯に長くつかると交感神経が刺激されて眠れなくなってしまう。

「ぬるま湯に適度につかると、体の奥までしっかり温まり血行が良くなり、眠りにつきやすくなるのです」

10~15分は少し長いと感じる子もいるだろう。

「入浴時はリラックスして過ごすのが一番ですが、勉強が差し迫っているのであれば、ぬれてもよい参考書や本をお風呂に持ち込むといいですよ」

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②服に覆われていない部分はしっかり洗う

「新型コロナの影響で、多くの人が手洗いにはかなり気を付けるようになりました。しかし、そのほかの場所にもウイルスは付着しています」と大谷氏。

「小学生くらいだと、どうしても遊びの中で体の接触や、大声を出す機会が多いです。学校や塾がいかに感染症対策に力を入れても、移動中や街中でウイルスを付着させてくるかもしれません。すべて洗い落とす気持ちで念入りに洗いましょう。他人からの飛沫ひまつが付着しやすい顔や首、洗い忘れが多い耳などもしっかり洗ってください」

飛沫や空気中のウイルスが、髪の毛や顔に付着している可能性があるそうだ。大谷氏は家に帰ったら、手洗いのついでに洗顔と洗髪まで終えてしまうという。

「全身くまなく洗うことが重要です。家族全員が徹底して、子供を守ってやってほしいですね」