ということは、当初のスケジュールでは、この音声が公開され、その後に、眞子さんの文書が発表されるという順序だったことになる。先の皇室ジャーナリストはこう推測する。

「眞子さまお一人に結婚の意思表明を“丸投げ”するわけにはいかない――。小室さんは、そう思っているのかもしれません。

NYで奮闘する様子を発信し、秋篠宮ご夫妻、そして日本の国民に留学の成果を認めてもらえれば、眞子さまとの結婚にも弾みがつくはず……、と(中略)。

小室さんは、たった一人奔走する眞子さまに、自分の真剣な気持ちを届けるためにも、自身の肉声が全世界に配信されるインタビュアー役に志願したのではないでしょうか」

母親は「金銭トラブル」解決に向け動くべき

眞子さんと圭さんの結婚には、なぜ、かくも多くの厄災が降りかかるのだろう。

2年以上前、2人は笑顔を浮かべて婚約内定の会見を開いた。日本中が2人を祝福したのに、そのわずか数カ月後、圭さんの母親の元婚約者という男性が、週刊誌に、母親との間で金銭トラブルがあると売り込んだのだ。

その情報を、他の週刊誌も追いかけ、誇張し、増幅して拡散したために、宮内庁から待ったがかかり、正式な婚約は2年先に延期されてしまった。

それでも彼らはくじけなかった。将来必ず一緒になるという誓いを立てて、圭さんは弁護士資格を取るためにニューヨークのロースクールへ留学した。

以来、2人が直に会うことはなかったようだが、2人の結婚への決意は変わることがなかった。

残るは、圭さんの母親と元婚約者との金銭トラブルだけである。

女性自身は母親の近況をこう伝えている。

「小室さんのお宅ですか? 最近、同居されているお祖父さんが買い物に出かけるところは見かけましたが……」

横浜市内の小室圭さんの自宅マンションの近くの住民は、記者にそう答えている。

やはり圭さんの母親の姿は、「最近見ていない」という。

新型コロナウイルス感染拡大の中、出歩くことは考えにくい。もしや圭さんのいるニューヨークへ行っているのかとも考えるが、かの地は、東京とは比べものにならないくらいの感染者拡大で、とても渡航できる状況ではない。

圭さんの母親が、息子と眞子さんとの結婚を真に望んでいるなら、この問題解決に向けて、自らが進んで動くべきだと思う。秋篠宮眞子さんは10月23日に29歳の誕生日を迎える。

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