英語力は「ビジネスでも通用するレベル」
54分に及ぶインタビューの中で、圭さんは、経営についての専門用語を駆使して質問している。
プライベートエクイティとは未公開株式のことで、未公開株の取引・引き受けを行う投資行為のことをいうそうである。
企業の成長や再生に貢献することで大きなリターンを求める手法として、投資家と起業家の双方から注目を集めている分野だそうだ。
経済の知識がない私には全く分からないが、女性自身は、このインタビュー音声を、経済アナリストの森永卓郎さんに聞いてもらったという。
森永さんは、こう話している。
「小室さんの英語は日本人っぽい部分もありますが、発音は正確で、文法もちゃんとしています。十分、ビジネスでも通用するレベルだと思います。少なくとも、私よりはるかにうまいです」
森永さんは、シンクタンクに勤務していたころに、英語圏の顧客とのビジネスの経験も豊富だ。その彼が太鼓判を押しているのだ。
「資金調達というのは企業経営においていちばん大切な要素。小室さんが企業を相手にした弁護士業務を行うのであれば、資金についての勉強は必須です。もし、台本なしでインタビューを行っているなら、小室さんはすでに企業弁護士になる実力を十分に培っていると見ていいでしょう」
私も、フォーダム大学のホームページに飛んで行って、このインタビューを聞いてみた。私には英語のうまさを云々する能力はないが、森永さんのいう「日本人っぽい」というのは分かる。
だが、相手に問いかけ、その答えを聞きながら、次の質問をしていく流れはスムースで、小室さんが、この分野に詳しいことは、私にも分かる。
留学の成果を認めてもらいたい気持ちの表れか
これまで、大学での生活や、プライベートをほとんど明かしてこなかった小室さんが、今なぜ、このような肉声を聞かせる決断をしたのだろうか。
女性自身の記事では皇室ジャーナリストがこういっている。
「実は、眞子さまは今年に入ってから、小室さんと結婚する意志を改めて表明するべく、文面の用意を進められていたのです」
そうして「秋篠宮さまの『立皇嗣の礼』が終了したあと、発表する手はずになっていたと思われます」(同)
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により「立皇嗣の礼」は延期になり、2人の「結婚宣言」発表も先送りされたことは先に書いた。
女性自身は、この圭さんのインタビューの音声が公開された日付に注目すべきだという。
『立皇嗣の礼』が行われる予定だった4月19日とほぼ同時期に、公開されているのである。