情報が出回るときの価格は人気のバロメーター

このような情報を目にすると、新型のiPhoneの情報が漏れる事情も理解できる。昔ほどiPhoneに価値がないのであれば、情報の価値も下がる。そうなると秘匿性が下がり、誰でも簡単に情報が持ち出せるようになって、外部の人間でも容易に情報を入手することができるようになってしまう。

情報の価値と商品の価値は常に比例するものである。人気商品であれば、その情報を欲しがる人が増えるので、秘匿性を高めて情報を高く売ろうとする輩は必ず現れる。反面、人気が落ちると情報の価値が下がり、情報を安く売って多くの人に買ってもらおうとする商売がまかり通るようになる。つまり情報が出回る際の価格というのは、その商品の人気のバロメーターになっているといえるのではないか。

私は、今使っているiPhone7plusのバッテリーの持ちがもう少し悪くなったら、新しいiPhone11 Proに買い替えようと思っている。ただ、店頭に行くと、いつも価格に惹かれて型落ちのiPhoneを購入してしまう。人気が低迷しているiPhoneの、さらに型落ちのiPhoneを購入する自分の価値が、そこまで世間では高くないと思うと、なんだか複雑な気持ちになってしまう。

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