ヴィーガン歴7年の24歳女性は「私たちミレニアル世代は前の世代に比べ、ネットで簡単にあらゆる情報にアクセスできる、逆にいうとこれまで知らなくて済んだことも、知ってしまったからには目をつぶることもできません。そして地球の未来も人類の未来も、私たちの世代にかかっているという自覚があるのです」。

“肉食”の選択にかかわらず、食を考える時代がきている

地球の未来を考える時、ヴィーガンなのか、そうでないかにかかわらず、自分たちが何を食べるべきかを考える時代がきている。それが今ヴィーガンという形のトレンドとして現れていると考えるべきかもしれない。

そして、世の関心が高まれば高まるほど、ビジネスもお金もそれに従っていくことを考えると、この動きが加速して、将来の私たちの食が何らかの形で変貌することは間違いなさそうだ。

こうした動きはアメリカだけでなく、イギリスなどヨーロッパやオーストラリアなどでも広がりつつある。ネットでつながったミレニアル・Z世代の情報ネットワークにはすでに国境がない。そう考えると、このトレンドが近い将来日本にも波及し、ビジネスチャンスとしても有望なものになっていく可能性は十分あるだろう。

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