親権問題をめぐる社会起業家・駒崎さんとの論争
離婚後の親権の扱いを巡っては、僕は社会起業家の駒崎弘樹さんとも、ツイッターで激しく論争した。
僕と駒崎さんの見解は、平行線である。
ただし駒崎さんのツイッターを見る限り、僕の見解については、そういう考えもあるのか、と認識してくれているようである。
僕も駒崎さんのような考えもあるのか、と認識している。そして2人の見解の相違点の、大元が何なのか、ということがツイッター論争で明らかになったと思う。
僕は大阪市長時代、駒崎さんに子育て支援策についてアドバイスをもらった。大阪市役所まで出向いてもらって、担当部局にアドバイスをしてもらった。駒崎さんの考えを100%そのまま実現することはできなかっただろうが、それでも駒崎さんのアドバイスのおかげで、医師会から猛反対を食らって進んでいなかった、派遣型病児保育事業を一定進めることができた。駒崎さんの子育て策に関する熱い想いには尊敬の念を抱いている。
ゆえに、親権を巡るツイッター論争でも、侮辱にならないように注意した上で、激しく論争した。見解が平行線をたどっても、お互いの考えがオープンになったことは非常に良いことだと思っている。
(略)