スマホ代を毎月チェックする習慣がない人は黄色信号

毎月、給料をすべて使い切っているという人は、黄色信号です。支出を減らす、あるいは収入を増やさなければ、お金は一生貯まりません。

支出を減らす場合は、毎月の固定費から見直すと良いでしょう。固定費には、家賃や住宅ローンなどの「住居費」、スマホやインターネット代などの「通信費」、自動車保険や生命保険などの「保険料」などがあります。

※写真はイメージです(写真=iStock.com/Satoshi-K)

クレジットカードの明細や、引き落とし先の口座の通帳などで、どれくらい固定費がかかっているか調べてみましょう。いつでも調べられると後送りにしないで、ぜひ今日やってみてください。でないと永遠に調べませんから。とりわけ、使用頻度により毎月料金が異なるスマホ代は定期的なチェックが必須です。そうしたコスト管理の意識を持ち続けることができない人は、とかくどんぶり勘定となってしまい、なかなか貯金ができません。

また、この固定費の通信費と水道光熱費に関しては、ここ数年で安価な料金プランが登場しています。最近見直していないな、という人は、比較サイトなどでチェックを。自分に合った料金プランが出ている可能性があります。

保険に加入している人は、必要以上の補償をかけていないか、よく考えましょう。支払う保険料は、年払いにすると意外と大きな額の割引を受けられる場合があるので保険会社に確認してください。

コーヒーを毎日買う人は年間10万円以上も支出している

その他、大きな出費となるのが「毎日ついつい買ってしまうもの」です。

たとえば、コーヒー代です。コンビニでコーヒーを買う(セブンカフェ レギュラーで税込100円)。スターバックスやドトールカフェでラテを飲む(スタバのラテのショートで税込356円)。後者のコーヒーを毎日買うと、30日で1万680円。1年間で12万8160円にもなります(30日×12カ月)。10年間で120万円超です。

自分で思うよりずっとコストがかかっていると感じた人は、買うのを2日に1回にしたり、自宅で作って会社に持参したりして少し工夫すれば半分程度に抑えられるかもしれません。