【答え】 61個
【解説】
○の数を数えれば、61という答えにたどり着くことはできるので、試験でこのまま出題されることはありません。実際は、この問題を例題として、「では、もっと○を増やし、外側の1列が100個のとき、全部で○はいくつになるでしょう」という形で出されます。そうなると数えている場合ではありません。どこまでシンプルに考えられるかが、解答に要する時間を節約し、計算ミスをなくすポイントになります。上記と同じ方法で考えると、

100×100+99×99=19801

たとえ、数がいくつになろうと、計算式はとてもシンプルです。正解を出すことは試験では重要ですが、それだけで終わってはいけません。応用が利かない力技はすぐに壁にぶつかります。規則性や法則を見つけ出そうとする考え方は、「算数脳」に欠かせない思考術です。