「算数脳」を鍛えるには、答えを出すことに執着せず、どのように解くかをじっくり考えることです。たとえその後答えを見てしまったとしても、解説の理解力は深まり、納得することで、より記憶に刻まれ、次に活かせます。
「算数脳」が必要とされる場面は、受験だけではありません。インターネットやスマホの普及で、人は何かを記憶する必要がなくなりつつあります。社会に出てから必要とされるのは、経験と状況から、問題や課題を解決する方法を導き出す能力です。そのために、「算数脳」が必要なのです。面倒だと思わず、考えることを楽しむことが、「算数脳」を育てるコツなのです。
小学生が解いているパズルに挑戦!
では、皆さんも、私のパズル教室で小学生が解いているパズルに挑戦してみてください。
【問題1】○の数え方
図表Aの○は全部でいくつあるでしょう。数えるのではなく、計算で答えを出してください。
図表Aの○は全部でいくつあるでしょう。数えるのではなく、計算で答えを出してください。