7割までモノを捨てたら、デスクや引き出しの拭き掃除をして、モノを収納スペースに入れていく。石阪さんには「2時間で片付きますよ」と言われたのだが、モノを捨てている途中でとっくに2時間が経ってしまった。3時間格闘した結果、なんとかこの状態にこぎ着けた。

3時間もの格闘の末、なんとかきれいになった編集Aのデスク。片づけ前の写真と比べると、違いは一目瞭然!机が広くなったので、キーボードもテンキー付きの大きいものにして気分を変えてみた。

片づけから2週間経ったが、今のところリバウンドはしていない。その日使う資料や本は、空けておいたテンポラリースペースに入れておき、帰宅時にはデスクの上を空にして帰るのが習慣付いたおかげだ。

「デスクが片づけば、仕事も早く終わるでしょう。その分だけ、人生のために有効な時間が生まれるということ。そのためなら多少、モノを捨てたって大丈夫ですよ」と石阪さん。

さあ、デスクを片づけたら、早く仕事を切り上げて、好きなことに時間を使おう!

石阪京子
片づけアドバイザー。宅地建物取引士。「ニューズスタイル」主宰。2006年夫と不動産会社「ニューズホーム」を開業。「女性ならではの視点」を持って不動産業を営むうちに、新居が片づかないために理想の暮らしを放棄してしまっているお客さんがいることに気づく。「自分に何か手伝えることはないか」と、不動産会社のお客さんや友人宅の「片づけ修行」に取り組み、どんな家でも片づけ切れるメソッドが完成。「心地よい暮らしを提案」するレッスンは口コミで評判が広がり、これまでに手掛けたレッスンは 400 軒以上。現在は2年先まで予約が埋まるほど人気を呼んでいる。著書に『奇跡の3日片づけ』『夢をかなえる7割収納』がある。

ブログ「片づけの向こう側~奇跡の3日片づけ&夢をかなえる7割収納~」 http://kyokoishizaka.blog.jp/
関連記事
かたづけ名人が指南! 探すムダ時間を無くす“整理・整頓”7ステップ
仕事がはかどる3つの「段取り&ムダ取り」
3分でわかる「片づけの極意」
いつも片付いている家の習慣は「禅問答」だった
仕事効率アップ! 机の上のレイアウトと文具