高学歴「主婦の再就職」に追い風が吹いている!

会社を離職した後、自分の専門性を活かしながら、フリーランスで働く道を選んだ女性達からはこんな声が上がっています。

「フリーランスという働き方を選び、会社員時代よりも子どもとの時間を確保することができ、充実感が得らえる」

「在宅なので、子どもに自分が仕事をしている姿を見せることができ、働くことについて子どもと話し合う機会もできた。子どもの社会性にも良い影響を与えられていると感じる」

「正社員で働くことを辞めてしまった自分に対し劣等感のようなものを抱いていた時期があった。今は、稼働できる時間に見合った業務量を任せてもらい、前職の経験も活かせているので満足している」

とはいえ、フリーランスの場合は、正社員はもちろん契約社員、派遣社員に比べても、労災保険や雇用保険などの社会保障が手薄なのも確かです。病気やけがのリスクなどに備えて民間の保険に加入するなど、自身のリスクマネジメントは必要です。また、継続して仕事を得られるかどうかは未知数です。

しかし、終身雇用の形態が崩れつつあるなか、「就社」にこだわらない働き方は、専門性を活かしつつ、働きやすさと収入を両立させるための選択肢の1つになる可能性があります。

様々な元総合職の女性の声やそれをサポートする企業の声を集めていると、「主婦の再就職」には、今までにない追い風が吹いていると肌で感じています。

Warisのような元総合職をサポートする企業が増えていることに加え、経済産業省が実施する「ダイバーシティ経営企業100選」のなかに、キャリア・マム、ビースタイルなど主婦の再就職を支援する企業が表彰されていることも、「追い風」の表れでしょう。

2015年には女性活躍推進法が成立し、働きたい主婦が再就職できる機会は、今後も増えていくと感じます。(秘訣その2、その3は後日配信予定)

(Waris=取材協力)
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