神戸ポートピアホテル●中内仁社長推薦

『なぜ、働くのか』
  田坂広志著/PHP研究所

現実社会という激流に流されず格闘していくためにも、仕事には「思想」が必要だと著者は説く。「死生観」「世界観」など10のテーマで働くことの意味を考える。

日本M&Aセンター●三宅卓社長推薦

『ザ・チーム』
  齋藤ウィリアム浩幸著/日経BP社

「チームがない」。著者が発見した日本の問題点は、個人が優れていても組織となると力を発揮しないこと。チームの本質を説き、日本に必要なチームづくりへと導く。

富士重工業●吉永泰之社長推薦

『渋沢栄一100の訓言』
  渋澤健著/日経ビジネス人文庫

明治時代に生きた日本の実業家・渋沢栄一の名言集。選び抜かれた100の言葉は時代を超えてビジネスマンの心に響く。5代目子孫にあたる著者の現代向けの解説付き。

三菱鉛筆●数原英一郎社長推薦

『日本のもの造り哲学』
  藤本隆宏著/日本経済新聞社

企業は切磋琢磨していいものをつくればいいだけではないと著者。製造現場は強いが本社の戦略立案が弱いことを認めたうえでの現場発信の戦略論。

アウディジャパン●大喜多寛社長推薦

『論語と算盤』
  渋沢栄一著/角川ソフィア文庫

「日本資本主義の父」と呼ばれる著者は、利益を得たら社会に還元しなければならないという確固たる倫理・道徳観を持つ。健全な利益と築いた財産を永続させる、先達の叡智が詰まった一冊。

インテル●吉田和正社長推薦

『敬語の英語 実践編』
  デイヴィッド・セイン&佐藤淳子著/ジャパンタイムズ

「意見に賛同できない」「残業を断る」などTPOに応じたフレーズを「とても丁寧」「常識的に丁寧」「ずばり、言いたいこと」の3段階で使い方を解説。

(早川智哉=撮影)
関連記事
本を読みっぱなしにせず、身になる工夫をしているか
ファーストクラスに乗る人が機上で読む本リスト
ビジネスマンにとって価値ある書籍とは
2000人調査! 私の土台を築いた「本・雑誌・著者」ランキング
『渋沢栄一 人生意気に感ず』