●解説
Q1. どの年代でも本来の意味でないBと答えた人の割合が高い。
Q2. 本来の意味であるAと答えた人は2割弱。どの年代でもBと答えた人の割合が高い。
Q3. 本来の意味ではないBが圧倒的に多かった。60代でもAとBは半々。
Q4. 本来の意味でないBを選んだのは40代以下が多い。
Q5. 本来の意味はB。60代以外どの年代でもAが多かった。
Q6. 全体では本来の意味であるBと答えた人が多いが、30代以下ではAが圧倒的に多い。
Q7. 男性のほうが本来の使い方であるBを使うという答えが多かった。
Q8. 本来の意味はA。どの年代でもBという答えの割合が高かった。
Q9. 本来の意味はA。30代から50代にかけてBという答えの割合が高い。
Q10. すべての年代で、本来の意味でないBと答えた人の割合が高かった。
Q11. 本来の意味のAと答えた人はわずか。特に50代はBと答えた人の割合が高い。
Q12. すべての年代で本来の意味であるAよりも、Bと答えた人の割合が高かった。
Q13. 本来の意味はBだが、どの年代でもAという答えが圧倒的に多い。
Q14. 本来の意味はAだが、どの年代でもBと答えた人の割合が圧倒的に高い。
Q15. 本来の意味はAだが、すべての年代でBが大きく上回った。
※「国語に関する世論調査」(平成19 年、20 年、23 年。文化庁)より作成。数字は全体の割合。
滝浦真人
1962年生まれ。著書に『日本の敬語論』など。作法のコミュニケーションの経緯とその先を論じる『日本語は親しさを伝えられるか』(岩波書店)を刊行。