医療保険:7大成人病だと入院給付金が延長される商品も
生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」(平成22年度)によると、食費や寝巻き代等を含めた入院時の自己負担費用は、1日平均1万6000円。この金額を保険で備えれば安心だが、保障額が大きければ、保険料も高くなる。効率的なのは、1日50 00~1万円程度を医療保険で準備して、足りない分は貯蓄から賄う方法。浮いた保険料は貯蓄に回そう。
保障の内容と保険料の安さを加味すると、男性ならNKSJひまわり生命「健康のお守り」、女性はオリックス生命の「CURE」がいい。医療保険に加入する際は、1回の入院で支払われる入院給付金の限度日数を選択する。最短で60日型。長ければ保険料は高くなる。前述の2商品なら、 60日型であっても、入院が長引く傾向にある7大成人病で入院したときには、120日に延長されるので、60日型でほぼ十分ともいえる。
(※図版は取材をもとに編集部作成)