医療保険にお金をかけるのはやめよう

医療費を心配して医療保険に加入している人は多いが、本当に医療保険が必要かどうか、まずは考えてみよう。

(PIXTA=写真)

日本は皆保険制度を持つ国で、保険証一枚で全国どこの医療機関でも必要な医療が公定価格で受けられる。また、医療費負担が過大にならないよう、高額療養費制度というものが公的医療保険に組み込まれている。そのための保険料を私たちは終身にわたって払い続けなくてはならない。さらに民間医療保険のためにお金を割くことになれば、病気やケガの備えばかりに集中投資するバランスの悪い家計になってしまう。

保険会社が扱う「医療保険」は医療を保障する保険ではなく、約款所定の入院や手術をしたら現金給付が受けられるもの。決してよい治療が保障されるものではない。ならば医療費に充てられる現金が手元にあれば、わざわざ保険料を払って加入する必要はない。