エアコンの風量設定も見直しましょう。26度の設定で風量を「弱」にするよりも、28度で「強」にしたほうが電気代は安く、しかも涼しく感じるという実験の裏付けもあります。

エアコンの効率を上げるには、フィルター掃除も大切です。汚れていると空気の吸引力が落ちるので、2週間に1度はお手入れを忘れずに。室外機に水をかけたり、直射日光を避ける覆いを取りつけると節電効果が見込めます。

部屋がある程度冷えたら電源を切り、しばらくしたらまた入れるという人もいますが、実は逆効果。エアコンは稼動直後がもっとも電気を使います。こまめに切るのではなく、温度を上げたり、風量を強や弱から「微風」にする。電源をオフにするのは、1時間以上その場を離れるときだけにしましょう。

最後に、なんとしてもエアコンを使わずに猛暑を乗り切るんだという方へ。主な方法は3つ。1つは日射熱の軽減。これは先ほど述べた通りです。

2つ目は、風通しをよくすること。リビングの窓と玄関扉をぜひ開け放ってみてください。風が南北へ抜けると2度ほど室温は下がります。

3つ目は体を冷やす工夫。たとえば部屋での服装は肌にぴったり張り付くTシャツ、ジーパンより、密着性が少ないワンピースや甚兵衛のほうが涼しい。外出先から戻ってきたらシャワーを浴びたり、ボディシートで汗を拭き取るだけでも涼感が得られます。グッズなどを駆使して、夏を乗り切りましょう。

節約アドバイザー 矢野きくの
「節約&シンプル家事 矢野きくの's Smart Life」(http://ameblo.jp/yano-kikuno/)を主宰。著書に『「節電女子」の野菜レシピ! 』など。
(構成=小檜山 想)
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