日本の道路が過去最悪に渋滞している。混雑予測はどう読むのが正解か。高速道路なら一般道に迂回すべきか。流れやすいのは走行車線なのか。ストレスなく運転する方法はこれだ。
ドライバー減少でも渋滞が増えている理由
年末年始やGW、お盆といった大型連休につきもののレジャー渋滞。今年のGWは、中央自動車道下りの相模湖IC付近、東北自動車道下りの羽生PA付近、関越自動車道上りの坂戸西スマートIC付近で、それぞれ40キロメートルを超す大渋滞が予測されていました。
渋滞は近年、拡大傾向です。渋滞の程度を示す指標に、「渋滞損失時間」があります。これは渋滞によるロス時間と、影響を受けた交通量と乗車人数を掛け合わせたもの。NEXCO東日本管内の高速道路における渋滞損失時間を見ると、民営化前のピークは1997年で、約700万台・時間強でした。2008年には300万台・時間まで減少したものの、そこが底になり、その後は増加トレンドに入っています。23年には900万台・時間を突破し、過去最高を記録しました。
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