米どころの東北でも一番食べられているのは米ではない

こうした麦食民族への変化は全国的であり、いまやすべての地域で「パン」が最多となっている。米が2位の34地域と、麺が2位の13地域を上回っている。

図を見れば、こうした食の変化が全国いっせいに起こったものであることは明らかであるが、地域的特徴がないわけではない。ここでは主な3つの特徴だけを確認しておこう。

第一に、麺比率1位(34%)が秋田市、同2位(33%)が青森市と山形市であることからもうかがえるように、東北人が麺好きである点が目立っている。秋田は「あきたこまち」「ひとめぼれ」、山形は「つや姫」「はえぬき」といった銘柄米の産地として知られるが、米より、麺やパンを多く消費している。