なぜ、すぐ辞めてしまうのか…希望を見いだせない社会背景
今の若者は労働条件に敏感である。昔は採用説明会に際しては「人事の言うことは話半分で聞け」というのが常識だったが、今は少しでも会社が言ったことと食い違うとブラックかもと思い、すぐに退職してしまう。
そもそも会社が「一生安泰」の場所だとはつゆほども思っていないし、自己防衛の意識が強く、「失敗したくない」という思いが人一倍強いとされる。それは当然だろう。
彼らが生まれた時には日本は不況真っただ中で経済の先行きも楽観が許されず、世界では戦争や紛争が勃発し、政治家は不祥事や不正を繰り返している。終身雇用制度は崩れ、給料から天引きされる税金や社会保障費は増えるばかり。その一方で少子高齢化による老後の社会保障も危ぶまれる。直近では、生成系AIの登場で仕事を奪われる人が多数発生するとも言われている。
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