資源管理が実を結んで釣れやすくなった
マグロがよく釣れるようになった要因のひとつに、国際的な資源管理が実を結んできたことが挙げられる。日本海を含む太平洋のマグロ管理は、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)という国際機関が日本などの加盟国の漁獲をコントロールしてきた。
かつては資源量が心配され、枯渇化の危機に瀕したため大幅に漁獲枠が減らされた時期もあったが、そうした漁業者の我慢がマグロの資源を回復させていることが明らかになり、昨年、太平洋におけるクロマグロの漁獲枠の増枠が決定。日本の漁獲枠も2025年漁期から30キロ以上の大型魚で1.5倍に。小型魚は1.1倍に拡大されている。
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