聖書は古の書物ではなく、私たちの生活にも優れた示唆を与えてくれる……。大ベストセラー『超訳 ニーチェの言葉』の著者が、職場や家庭でのビジネスマンの尽きぬ悩みに、独自解釈した聖書の言葉で応える。

「疲れた」と思っていても「疲れた」と口に出さなければ、言ったときよりも疲労は少ないものだ。「もう駄目だ」と思っても口に出さなければ案外頑張れる。口に出すことで肉体が反応してしまうのだ。

ネガティブに考えるクセがあっても、なるべくそれは口にしない。逆にポジティブなことを口にするように心がける。頭の中で思うよりも、口にすることのほうが、人生を動かす力になりやすい。口にすればするほど、ハッキリと人生を決める力は強くなる。