東京駅のデパ地下で人気を博す美しい弁当
大丸東京店の地下1階の食品フロア「ほっぺタウン」には、全長約60メートルにおよぶ“お弁当ストリート”がある。多くの店が軒を連ね、フロア全体で年間およそ1000種の弁当が販売されている。開店からたくさんの人が詰めかけ、お目当ての弁当を求めてすぐに行列ができる店もある。
そんな弁当激戦区でこの3年間、不動の人気を誇っているのが「創作鮨処タキモト」が販売する“ミルフィーユ寿司”だ。その名も「ドリームプリティミルフィーユ」(税込1695円)。ファンタジックかつ幾分盛り過ぎとも思えるネーミングで、透明の四角いケースは弁当というよりまさに「海の宝石箱」。インスタ映えは間違いなし、といった印象だ。
ミルフィーユの層を構成するのは、酢飯のほかサーモン、サケフレーク、高菜、タラコ、キクラゲの佃煮。その上に、アワビ、ネギトロ、エビ、カニ、イクラといった高級食材が載せられている。