国産車・ラーダで戦場に乗り付ける

車両不足により、コンパクトカーを軍事車両の代用品として戦地へ投入するという事態も生じている。英テレグラフ紙は、ロシア軍が車両不足を補うため、軍用車両の代わりに市販のコンパクトカーを戦場に投入していると報じる。

記事に添えられた写真には、白の古びたラーダ(ソ連時代から続くロシアの代表的な自動車ブランド)が写っており、リアウインドウにはロシア軍の象徴である「Z」の文字が貼り付けられている。即席の軍用車両に仕立て上げられたようだ。ラーダの整備は芳しくなく、テールランプの片方は点灯していない。ウクライナの泥道を進んでいたこのラーダは、直後、ドローン攻撃の標的になったという。