デスクワークなら「こまめな立ち上がり動作」を意識
脳卒中の発症リスクを減らすためには、以下の予防策が有効です。
1.定期健康診断を受ける
・高血圧や糖尿病などのリスク因子の早期発見・治療が重要
2.適切な生活習慣を維持する
・食事:塩分・脂肪を控え、野菜・果物を多く摂る
・禁煙・飲酒は適量
・歩行:歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上(1日約8000歩が目安)
・運動:息が弾み汗をかく程度以上の運動を週60分以上
・こまめな立ち上がり動作:座りっぱなしの時間が長くならないように注意。デスクワークの場合、30分に1回立って少しでも動く
3.長時間労働を避け、睡眠を確保する
・長時間労働は脳卒中のリスクを増加させるため、適切な休息を確保する
・毎日6~8時間の睡眠を確保する
脳卒中は高齢者だけでなく、働く世代にとっても深刻なリスクとなります。一度発症すると再発率が高く、仕事や日常生活にも大きな影響を及ぼす可能性があります。
今日からできることから始めて、脳卒中のリスクを最小限に抑え、健康で充実した生活を送りましょう。