自分に非があっても、心まで否定することはない
「怒られる自分が悪いんだ」
「自分がもっとちゃんとしていれば」
どんどんマイナス思考に飲み込まれ、気分がどん底へと沈んでいった。
だけど、よく冷静に考えてみると、たとえミスをしてしまっても、「どこがどう間違っているのか」を指摘し、「次からは気を付けてね」と一言注意すれば済む話ではないだろうか。
そこに怒りの感情を乗せてくるのは、その人が自分の機嫌をコントロールすることができていないという、ただそれだけの話なのだ。
しかも、そのような人に限って、言いやすそうな人にだけきつく当たる節がある。
そんな見た目だけが大人で、中身は子どもの未熟な人間の癇癪に、わざわざ振り回されてやる道理はない。
たとえ誰かに理不尽な怒りをぶつけられたとしても、自分を責める必要はまったくない。
相手を逆上させないためにも口頭で謝罪をすることは大切だけど、別に心の中でまで謝らなくたっていい。
今日も今日とて、怒りん坊さんがぷりぷりしてるなぁ程度に考えておけばいい。
もちろん、自分自身に非があったのであれば、誠心誠意の謝罪をし、反省をすることは大切だ。
それでも自分の心を犠牲にしてまで、他人の怒りの感情の捌け口に利用されてやる必要はない。
理不尽にキレてくる人とは、「いかにわかり合うか」ではなく「いかにやり過ごすか」がコツ。あなたのメンタルを守るためにも、攻撃的な人とはできる限り距離を置こう。