どれだけ理不尽でも「過剰な正当防衛」とみなされやすい
ドメスティック・バイオレンス(DV)というと、一般的に夫が妻に対してする行為というイメージがあると思います。事実、DV被害の相談に来る被害者の約98%が女性というデータもありますが、男性が妻から暴行や暴言を受けることも実際によくあります。
しかし男性の場合、「妻からDVをされている」という被害申告を躊躇する方が多いように思います。一般的に、女性は「自分は被害に遭いやすい立場」という意識が強い一方、男性は「加害者になりかねない」ことを自覚している人が多い傾向にあります。その結果、男性が女性から加害行為を受けても「自分が被害者」という認識が生まれにくいのです。
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