「エンターテインメントの言い方」とは
例えば、「何言うてんねん!」というツッコミ。
専門的に言うと、「少し怒っている感」を表現しているほうがおもしろさは出ます。
しかし、そんな言い方だと「怒っている」と勘違いさせてしまう可能性があります。
そこで「エンタメ(エンターテインメント)の言い方」です。
「エンタメの言い方」とは、「笑顔で明るくゆっくり」を心がけた言い方になります。
勘違いさせてしまうような言葉の場合は、こうした言い方で「怒っていない」と安心させるのです。
第1回の記事でもお伝えしましたが、コミュニケーションは相手に「安心感」を与えることが大切です。
「飲みのお誘い」で練習してみよう
さて、言い方の重要性は説明しましたが、「はたしてそれができるのか?」と考える人もいると思います。
結論としては大方できるでしょ。(軽っ)
だって、言い方に「気持ちを乗せた」経験は、誰にでもあるはずですから。
例えば、落ち込んでいる子供に話しかけるときは「どうしたの?」と優しく安心させるように、言い方を変化させませんか? 冷たい感じでサラッと「どうしたの?」と言う方はいないはずです。(人の心があれば)
その要領で「言い方」に気持ちを表現するんです。そうすれば聞いている側の印象は大きく変わるでしょう。そこまで変わるかと信用できない方は、こんなふうに誘われたらどうでしょうか?
「飲みに行きませんか?」(暗い感じで)
「飲みに行きませんか!」(明るい感じで)