「メッシ」になるため、足技を磨く
知佐子は小学校入学直後の運動会でリレー選手に選ばれず、悔しがっている蹴の顔を覚えている。
サッカーにおいて絶対的な足の速さは武器となる。ただし、陸上の短距離走のような速さは必要ない。肝心なのは瞬発力と緩急だ。蹴が目標としたのは、FCバルセロナに所属していた、アルゼンチン代表のリオネル・メッシだった。
「試合中、メッシはのそのそ歩いているけれど、ボールが来たら、パッパッとドリブルして相手のディフェンダーを抜く。メッシになるために足技を磨くと。パーシモンの中でもリフティングの回数が一番ならば、足が遅くても(コーチから)認められるはずと考えたんです」
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