新たに加わった「筑波大推薦」「留学」
東京大学を推薦入試されると噂されていた悠仁さまだが、二つの大きな動きがあった。11月26日に悠仁さまが筑波大学の推薦入試(12月11日合格発表)のために茨城県つくば市にあるキャンパスを訪れられたと一部の週刊誌が報道したのだ。
一方、秋篠宮皇嗣殿下ご夫妻は、トルコ訪問に先立つ11月25日の記者会見で、悠仁さまに海外留学を促された。
筑波大推薦の受験については公式の発表がないので確定情報ではないが、一連の秋篠宮家バッシングのなかで世論が好意的でないことが伝わり、東大進学は断念されたのかもしれない。
大学を卒業してから英国に留学された天皇陛下や秋篠宮さまの時代と違い、もっと早い時期に海外に出る人が増えており、交換留学制度で休学することなく留学するなど、早い内に海外へ行かれる可能性も出てきた。
学習院出身のご夫妻は別の学校を選んだ
悠仁さまの進学は、学習院でなくお茶の水女子大学付属幼稚園を選ばれたときから波乱含みだった。両親である秋篠宮ご夫妻は、いずれも学習院育ちだが、あまり校風を好まれていなかった。
秋篠宮さまは大学進学時に他大学を希望されたが、聖心女子大学出身だった母・美智子さまと旧華族社会との微妙な関係もあって渋々学習院へ進まれたといわれる。
また、紀子さまは、教職員の娘という特殊な立場から皇室入りしたことから、旧華族など名門出身のOGからの怨嗟の的であった。学費も割引料金と揶揄されていると、学習院OGの藤澤志穂子さんの『学習院女子と皇室』(新潮新書)でも紹介されている。
旧華族の中には慶應などを好む人も多い。なぜなら学習院では、家柄を基準に学友との関係が形成される傾向があるのが嫌だという。また、藤沢氏も指摘しているが、皇族に対する配慮が行き届いているあまり、規則も皇族の都合に合わせて変えると噂されることを嫌がる人は多い。
陛下のように学習院に良い思い出をお持ちで、母校愛の強い方もおられるが、眞子さんや佳子さまが他大学へ移られ、愛子さまもコロナ禍の影響でごくわずかしか通学されなかったことを考えると、秋篠宮さまご夫妻がよりリベラルで知的な校風のお茶の水や筑波大学附属を好まれたのは理に適っていた。