中国人、韓国人に学ぶ仕事への情熱

オリックス社長 
井上 亮氏

海外畑が長いため、これまで多くの外国人と一緒に仕事をしてきました。その経験からいえるのは、最近の日本人はハングリーさやチャレンジ精神に欠けているということです。

私が入社した36年前と今を比べると、オリックスは大きく成長し、優秀な日本の若者が多く集まるようになりました。ただ、私が若かったころにあった熱気のようなものがなかなか感じられません。これを大企業病というのかもしれませんが、リスクを取らず、些細なことでも上司の意見を聞かないと行動できなくなっているような気がします。