日本を圧倒した韓国パワーの源泉
銀3つ銅2つ、合計5つのメダルを獲得したバンクーバー冬季五輪の日本。前回のトリノ大会(荒川静香の金メダル1つ)や前々回のソルトレーク大会(銀1、銅1)よりメダル数こそ増えたものの、同じアジア勢である韓国や中国の活躍と比べると、日本の地盤沈下ぶりを痛感させられる結果だった。
国別のメダル獲得数を見てみると、金メダルを一番多く獲得したのは地元カナダ(金14、銀7、銅5)で、開催国の気合が結果に表れた。2位ドイツ、3位アメリカ、ノルウェーは常連のメダル大国。同じ大国でもロシアはメダルの数を大きく減らして前回4位から11位に後退。メドベージェフ大統領の怒りを買って、ロシアオリンピック委員会の委員長はクビになった。それでも金3、銀5、銅7でメダルの数は15。金なしのメダル5つで「大健闘」の日本とは大違いである。
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