「文春オンライン」(2023年12月26日)で松本氏に関する報道が始まるやいなや、直後の「人志松本の酒のツマミになる話 2時間スペシャルin福岡」では提供スポンサーの表示が消え、CMがACジャパンのものに差し替わった。テレビ局というのは、スポンサーに頭が上がらない。CM枠を買ってくれる大事なお客様だからである。そのスポンサーが松本氏を排除したため、仕方なく「トカゲのしっぽ切り」をおこなわざるを得なくなったのだ。
同じく、事務所・吉本興業の反応も早かった。当初は松本氏に同調するかたちで「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」と表明していたが、およそ2週間後の2024年1月8日には松本氏の芸能活動休止を発表していた。この「変わり身の早さ」の理由については、後述する。
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