「結果に向けた行為」に一点集中する
では、どう考えるとよいのでしょうか?
「結果そのもの」ではなく、「結果に向けた行為」に目を向けてみてください。「契約を取るぞ」ではなく、たとえば「今日は10軒回ろう」「100件電話するぞ」のように、自分でコントロールできる課題に集中するのです。
「契約を取る」のとは違って、課題を達成するかどうかは基本、自分で決められます。行為に集中している限り、結果を気にして心が乱れることもありません。
もちろん、それで契約が取れるかどうかはまた別の話です。
でも、落ち着いて集中できる分、うまくいく確率は上がるでしょう。
とはいえ、会社や上司が結果を求めてくるのは仕方ありません。
だからこそ、まわりに流されず「結果に向けた行為」に一点集中して欲しいのです。
「結果」から適切な距離を保ち、あなた自身の課題に打ち込んでください。
そうすれば、追いかけなくても、結果は向こうから近づいてくるでしょう。
「結果に向けた行為」に集中すれば、「結果」から適切な距離が取れる