数字を入れるとタイトルが光る
そして、タイトルに数字を入れることで、バズりやすくなります。
理由の一つに「目立ちやすさ」があります。
「え、そんなこと?」と思ったかもしれません。しかし考えてみてください。ネット上には日々膨大な数の記事が公開されています。タイトルを読まずに、ニュースサイトをただスクロールした経験は誰にでもあるはずです。その一瞬で、あなたの記事も見つけてもらわなければなりません。
数字は独特な形をしており、日本語の中にあると目立ちやすい特徴があります。そのインパクトは絶大です。数字を使うだけで、まるでスポットライトが当たるように、タイトルに光が差し込みます。
たとえクリックされなくても、数字によって読者の目線を留めて、タイトルだけは読んでもらうこと。これがバズるための小さな一歩なのです。
書き手の信頼度も数字でアップ
また、情報を整理して明確に伝えることができるのも、数字のメリットです。
ウェブの定番タイトルである「~できる3つの方法」といった表現は、コンテンツの要点を簡潔にまとめてくれます。情報が整理されるので、読者もコンテンツを追いやすくなります。
読む時間のあたりをつけることもできるので、「方法はたった3つなのか。これだけ読んでおこうかな」と、読むことへの動機づけにもつながります。
ここで2つの例を示します。
1 日曜大工が楽しくなるコツ
2 日曜大工が楽しくなる3つのコツ
2のほうに、あなたの「読みたいアンテナ」がピンと反応しませんでしたか?
体感通り、数字を入れるだけで、受け取る側のインパクトは大きくなります。さらに、数字はコンテンツの内容や事実、舞台背景を具体的に伝えることができます。
たとえば人にまつわる数字である年齢や年収、身長、体重などは、書けば書くほどその人物像がリアルに浮かび上がり、より興味をそそる結果となります。数字を使うことで、書き手の信頼感をアップさせることもできます。
もう一つの例を紹介しましょう。
1 弁護士が教える「正しい熟年離婚」の始め方
2 この道30年の弁護士が教える「正しい熟年離婚」の始め方
一目瞭然ですね。1にあるただの「弁護士」よりも、2の「この道30年のベテラン弁護士」の記事を読みたくなったのではないでしょうか。入れるのに適切な数字が思いつかない場合は、手順(「5か条」など)、期間や時間(「たった1週間で」など)、割合など、何か1つでも自分の記事タイトルに数字を入れられないか、今一度考えてみましょう。