合併後はリストラと賃下げが待ち受けている。合併の目的の1つは競争力のある筋肉質の体質をつくることにあり、ムダな設備の廃棄やだぶついた人員の整理も当然実施される。最近では主に2つの手法が採られる。

1つは新しい賃金の設定である。従来の合併では、賃金の高い会社に合わせるのが通り相場であったが「近年は必ずしも高いほうに合わせるのではなく、吸収された会社の賃金が高い場合は、引き下げるケースが増えている」(M&Aコンサルタント)という。具体的事例を紹介しよう。

(宇佐見利明=撮影)
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