初の児童書で読者に挑戦!

結城真一郎『やらなくてもいい宿題』(主婦の友社)
結城真一郎『やらなくてもいい宿題』(主婦の友社)

初の児童書『やらなくてもいい宿題』は算数の特殊算をモチーフにした謎解きもの。謎の転校生が出す算数の問題に答えられるか。正攻法で解答しても、さらにひとひねりある。

「私も、算数の問題を見ては、『ずっと分速60mで歩く兄なんていないよ』『100本も鉛筆を持っていて友達に均等に分けたがるたかしくんなんていない』などとつっこんでいる子でした。真面目な問題にみせて、その裏をつくようなお話になっています」。

結城さんからの挑戦状、解けますか?

〈老婆と少年〉
いま、おばあちゃんは80歳、少年は11歳です。おばあちゃんの年齢が少年の年齢の2倍になるのはいまから何年後でしょう?

(構成=池田純子 撮影=遠藤素子)
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