タレント 原 幹恵

1987年、北海道生まれ。小学4年生より新潟で暮らす。「プリティー・ウーマン」のジュリア・ロバーツと「極道の妻たち」の岩下志麻に憧れて女優を目指す。2003年、「第9回全日本国民的美少女コンテスト」へ自ら応募。グラビア部門賞を受賞し、芸能界デビュー。グラビアアイドルとして人気を博す。07年「キューティーハニー」(テレビ東京系)でドラマ初出演にして初主演。以後、ドラマやグラビアのみならずバラエティー、ラジオなどでも幅広く活躍中。


 

小学校4年生まで北海道、その後は新潟で育ちました。新潟の実家に帰ると、兄や姉の子供たちも含めて、家族みんなで集まってジンギスカンを食べます。父も母も北海道出身なので、ジンギスカンが家族にとってのソウルフード。北海道の人って家では焼き肉ではなく、ジンギスカンを食べることが多いんですよ。スーパーでも普通に売ってますから。

今年引っ越しをしたときも、母にジンギスカンを送ってもらってホームパーティーを開いたんです。ところが、これが大失敗。すっごく臭くて、2カ月ぐらい家からにおいが消えませんでした。自分の家でジンギスカンはもうしません!

あと、北海道では「北の大手門」というブランドのホルモンが有名なんですが、これが子供の頃からの大好物。東京のスーパーで見つけたときはうれしくて買いだめしちゃいました。今も冷凍庫に常備しています。ホルモン好きというと酒飲みのようですが、私、家ではほとんどお酒を飲みません。実家でジンギスカンのときも麦茶です。

グラビアアイドルという仕事柄、体形の維持や管理は考えなくちゃいけないと思います。でも、以前はそれを気にしすぎて、逆にストレスが溜まって、暴飲暴食をしていました。最近それがよくないとやっと気付いたので、好きなものはちゃんと食べるようにしています。もし食べすぎちゃったら、翌日の朝食や昼食を気をつける。ダイエットを1日単位じゃなく、1週間単位で考えるようにしたら体重の変動がなくなりました。

スポーツはけっこう得意です。よく「意外」と言われますけど(笑)。でも、すごく筋肉がつきやすいんです。走ると脚が逆に太くなっちゃう。加圧にハマッていたときも、やりすぎてムキムキになっちゃったので、今はストレッチを中心にしています。ただし、アクションは別。主演したドラマ「キューティーハニー」が終わってからも、高瀬道場という、石原裕次郎さんの日活作品をはじめ、多くの映画やドラマでアクションを手掛ける専門道場へ通って、殺陣や現代アクションを学んでいます。

もともと女優になることが夢でした。当分グラビアのお仕事も頑張るつもりですが、将来的にはやっぱりお芝居をしたい。ゆくゆくは時代劇アクションとかもやってみたいなぁ。「刀」は本当に難しいですけど。

実は、今朝も3時に起きてアクションの撮影に行ってきたんです。自分でも不思議ですが、普段どこかにぶつけて青タンができれば「痛ーいっ!」って騒ぐのに、アクションのときにできた傷は「あ、こんなのできてる」くらいにしか思わない。全然気にならないのは多分、アドレナリンがすごく出てるからなんでしょうね。