ご飯を食べるだけで賢くなる「朝バイキング」

――子どもの脳を成長させるためには、家庭内でどんなことを心がけるべきでしょうか。

やれることはさまざまありますが、おすすめなのが朝食を工夫することです。我が家では、家族それぞれが好きな主食とおかずを必要な分だけ自由に取り分けられる「バイキング」のスタイルで朝食をとっています。そうすることで、「今朝は何を食べたいか」「どれくらいの量なら食べられるか」といった自分の食欲や体の状態をモニタリングする能力が身につきます。これは「おりこうさんの脳」にあたる前頭葉の一部による働きです。

昔から「いろいろな色の野菜をバランスよくお皿に盛ると、栄養バランスがとれるんだよ」と娘に伝えていました。幼い頃から知識を脳にインプットしていると、脳が発達したタイミングで栄養バランスの必要性を理解できるようになります。数えきれないほどの好き嫌いをしていた娘も、大人になった今では何でも食べられるようになりました。