昭和のイメージ
ところが薬が効きすぎたのか、今度は眠りすぎるようになってしまう。ケアマネジャーから施設に入れることを勧められたが、父親は「まだ頑張れる」と言って拒んだ。
「そこは頑張るところじゃないでしょうに……と何度思ったかしれません。父が頑張るから私の負担もひどいものになっていました。母の介護疲れで父は午前中は立ちあがることができないほどになっていたため、私が母の面倒と、母の汚した布団、パジャマなどの洗濯を、キツイ匂いでオエオエ言いながらやっていたのですから……」
父親は、「病気でこんなことになっているだけなんだから。かわいそうに……」と言って、まだ時々暴力的になる母親の攻撃や口撃を受け続けていた。ケアマネやデイサービスのスタッフたちも、「よく耐えていらっしゃいますよね。普通だったら怒って施設に入れちゃいますよ」と言って感心していた。
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