予習してから読んだほうが理解は深まる
1は、いわゆる古典、名著と呼ばれている本です。たとえば、松下幸之助さんの『道をひらく』(PHP研究所)やスティーブン・R・コヴィーの『完訳7つの習慣』(キングベアー出版)などは、このタイプに入ります。古典や名著には、さまざまなところにエッセンスがありますから、「すみずみまでしっかり理解すること」が重要です。そのためには、本を読むときも、いきなり読み始めるのではなく、準備が必要です。僕は、YouTubeの解説動画を事前に見たり、要約を読んだりして、予習するようにしています。そうすると、本を読んだときに細部まで理解できます。
最近も池上さんからマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫)が宿題で出たときに、YouTube解説動画を見て、概要を理解してから読みました。難解な本でも予習してから読むことで、ぐっと理解が深まります。
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