現代自動車を筆頭とする韓国勢に猛追されている日本の自動車メーカー。だが、2013年は日本勢にとって逆襲の始まりの年となりそうだ。

近年、韓国勢が躍進した主な理由は、迅速な意思決定と徹底したマーケティング志向にある。オーナー経営者によるトップダウンのもと、日本を含めた世界中からエンジニアやデザイナーをヘッドハントし、急成長を遂げた。また、プロダクト志向の強い日本勢に対し、韓国勢はマーケットインの発想を貫き、各国でシェアを伸ばしてきた。

(構成=プレジデント編集部)
【関連記事】
財務諸表から読む日韓企業の未来
日韓企業「人材力」対決! 逆襲のシナリオはあるか【1】
トヨタ「世界1000万台」阻む二重の中国リスク
グローバル市場でいかに戦うか -自動車メーカー経営トップ直撃!「全社員に告ぐ」【1】
韓国企業優勢の「人材のグローバル化」競争