英語を身につけるにはどうすればいいのか。YouTuberのSakura Englishさんは「英語力の向上にはインプットとアウトプットの両方が欠かせない。言いたいことを自分で調べて書く英語日記は効果的だ」という――。

※本稿は、Sakura English『[完全版]すごい英語独学』(かんき出版)の一部を再編集したものです。

勉強
写真=iStock.com/yokeetod
※写真はイメージです

アウトプットをしない限り英語力は身につかない

どれだけ長い時間英語を学習していても、インプットだけ、アウトプットだけでは成長につながりにくいもの。大事なのはインプットとアウトプットの両方をバランスよく学習することです。

インプットとは文字通り「入力すること」です。具体的には、リーディング、聞き流し、英語の映画を見ることなどがインプットにあたります。

アウトプットは「外に出力すること」です。具体的には、音読、シャドーイング、ディクテーション、スピーキング、ライティングなどです。

英語の本を読むことはインプットですが、声に出して読めば、それはアウトプットになります。文法のテキストを読んでいるだけだとインプットですが、問題を解いたり、声に出してみたりすればアウトプットです。

毎日の忙しい生活の中、どうしても取り組みやすいインプットに偏りがちになりますが、英会話の力をつけるために、アウトプットは絶対に欠かせません。なぜなら英語はインプットだけ続けても、アウトプットをしない限り記憶として定着させることが難しいからです。