筋トレを始めるのに遅すぎることはない

あなたが50代だろうと70代だろうと、筋トレを始めるのに遅すぎるということはない。いつからでもトレーニングを始めていい。

芳賀セブン『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)
芳賀セブン『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)

トレーニングを始めるのは早いに越したことはないが、過去のことを悔やんでも仕方がない。今からでも始めれば、現状より確実に君の健康状態は良くなる。

僕も、父や母には何度も筋トレをするように勧めてきた。父はなかなか重い腰が上がらないが、母はジムに通うようになった。

僕のようなマッチョを目指すのが筋トレのすべてではない。特に中年以降の方は、筋トレをするかしないかは健康寿命にダイレクトに関わってくる。

なぜなら、今のうちから筋肉をつけておかないと、高齢者になったとき寝たきりになってしまう危険性があるからだ。

医学の世界では、サルコペニア(高齢になり筋肉が減少していく状態)が進んでいる人ほど寿命が短くなるという研究もある。

だからこそ、まだ動ける今のうちに、筋肉量を増やしておくことが、健康に長生きするためには欠かせないのである。

筋トレは積立投資に似ている。今のうちからコツコツと「筋肉投資」をしておけば、将来サルコペニアになる危険性が減り、生き生きと晩年を過ごすことができるのだ。

気づいたときから(つまり今日から!)、筋肉投資を始めよう。

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