楽しく思える範囲でサクッとやればそれでいい

義務感でやろうとするから、筋トレが続かなくなる。目標を設定するのは大事だけど、その目標を見てため息が出るようではダメだ。

芳賀セブン『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)
芳賀セブン『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)

目標を見て、やる気がみなぎってくる。そのメンタリティが必要だ。筋トレが憂うつになってしまう人は、自分に厳しすぎ、筋トレの喜びを忘れてしまっているのではないか。

ぶっちゃけた話、筋トレなんてしなくても生きていける。けれど、筋トレしたほうが気分も人生も良くなる。だから、筋トレは最高。この原点に立ち返って、自分が楽しいと思える範囲でやればいいよ。

大会に出る競技者でないなら、自分の都合のいいスキマ時間にサクッとトレーニングするだけでもいい。それだけで気分は良くなり、カラダもカッコよくなるのだから最高じゃないか。

仮に、ジムに行くのが週に1回だとしても十分だ。それを1カ月、1年、5年、10年と続けていけば、「筋肉投資」はどんどん積み立てられていくだろう。

君は筋トレが好きか? 好きなんだろ? 本当にやりたいか? やりたいんだろ? 本当に好きなら継続できるって。

この記事を読んでいる時点で、君はもうすでに筋肉に魅了されている。もう君は、勝ち組だ!

じゃあ、ジム行く?

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