日々の生活で効率良くインプットする方法は何か。整理収納アドバイザーの米田まりなさんは「インプットは平日の隙間時間に机以外の場所で、アウトプットは休日にしっかりと机に向かって、1週間の中で帳尻を合わせる形がおすすめだ。インプットの手段は多ければ多いほどよく、毎日の生活習慣とセットになっていると尚良しである。私も『ドライヤーをかけている間にスクワットをする』など日々の習慣の中に、『続けたいこと』を溶け込ませることを意識している」という――。

※本稿は、米田まりな『やる気に頼らず、仕組みで結果を出す 一生使える「目標達成」の技術』(大和出版)の一部を再編集したものです。

お風呂に入りながら本を読む人
写真=iStock.com/Baramyou0708
※写真はイメージです

朝食・着替え・用意は「WBS」、調理中は「ガイアの夜明け」を

勉強・仕事において、インプットとアウトプットは両輪で、どちらも欠かせません。

私の考えでは、「インプット2:アウトプット1」の比率が、バランスとしてちょうどいいと思います。

日々忙しい中で、細切れにアウトプットをするのは難しいため、インプットは平日の隙間時間に机以外の場所で、アウトプットは休日にしっかりと机に向かって、1週間の中で帳尻を合わせる形をおすすめします。

インプットの手段は多ければ多いほどよく、毎日の生活習慣とセットになっていると尚良しです。

例えば「毎朝、ビジネスニュースを読もう」という目標を立てたとき、早起きしてカフェに行き、新聞を読むよりも、同じ起床時間で、朝の身支度の最中、ニュース音声を耳で聞くほうが、より楽にインプットできそうですよね。

私はテレ東BIZの有料会員で、毎朝のスキンケア・メイクの15分間と、朝食の15分間、着替え・用意の15分間で、前日放送の「ワールド・ビジネス・サテライト」を欠かさず見る(聞く)ようにしています。「カンブリア宮殿」と「ガイアの夜明け」は調理中に見ることが多いです。