ドライヤーをかけている間にスクワットをする

語学学習についても、机に向かう勉強と同じくらい、耳で流し聞きする時間は効果的です。

私が通っている語学学校では、授業中の会話を録音することが推奨されているので、iPhoneのレコーダーアプリで録音をし、メイク中や電車内で聞き返すようにしています。ただCDを聞くよりも、自分の発言を聞くことで、スピーキング力アップに繋がります。

人前でのスピーチやプレゼンなどの練習でも、自分の声を録音して何度も聞いて耳で覚えています。

このほか、私の「ながら習慣」を紹介すると、

●ドライヤーをかけている間にスクワットをする
●鍋を煮込んでいる間にラジオ配信をする
●食後はソファで寝ながら講義動画を流す
●お風呂で本を読む
●歯磨きの間に片付けをする

などなど。

日々の習慣の中に、「続けたいこと」を溶け込ませることを意識しています。

執筆や課題を解くなど、アウトプット活動は週末に集中させ、忙しい平日は、あまり机に向かわないようにしています。

学習内容をSNSでアウトプットする

自分1人きりで考えている企画は、往々にして世間のニーズとずれているもの。

「競合がいない、斬新なビジネスを思いついた!」と思っても、リサーチ不足で勝ちようのない競合がいたり、そもそもニーズがなかったり。

勤務先での新規事業は、同僚や取引先からアドバイスを受けながら、アイデアをブラッシュアップしていくのがいいでしょう。

起業準備中の場合は、経営者の先輩からアドバイスを受けるメンター制度や、起業家同士で意見を出し合うインキュベーション施設もありますよね。

事業に限らず、勉強や趣味、自己研鑽の場においても、自分1人で考えるより、人と意見を交わすことが、知識の定着・探究の鍵になります。

身近な先生からフィードバックをもらえるのももちろんいいですが、今はSNSの時代。

直接の面識がない相手とも、知識をシェアできるようになりました。

自分の考えを世間に発信しながら、他者の視点を想像したり、コメントをもらったりすることで、次のステップが見えてくるものです。

スマートフォンとラップトップを使用する男性
写真=iStock.com/PonyWang
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