何十年と仕事人生を送る中で常に全力疾走ではいられない
これからの時代、65歳以上も現役として働き続けなければならない人は増えていきます。大学を卒業してから40年近く、高校を卒業してすぐに社会に出た人ならもっと長く、働き続けることになるのです。
そこで、常に全力疾走で仕事人生を駆け抜けることはできるでしょうか。もちろん、なかにはできる人もいるでしょう。ですが、そんな人は全体のなかでも数%です。
いくら健康に気を配っていても、多くの人は気力や体力が衰えていきます。これは、抗いがたい事実です。
だからこそ、80%の成果が得られる全体の20%を見極め、「ここぞ!」というタイミングで全力を尽くす働き方にシフトしていくべきなのです。
結局、成功への道は、目の前のタスクをこなすことだけではなく、それが大きな目標にどのように貢献しているかを常に意識することから始まるのです。