AIが一般的なツールになると、ビジネスで幅を利かせるのはデジタルに強い若手社員。そう考えられがちだが、実は台頭するのは「凡庸な上司」という見方がある。はたしてどんな未来が待ち受けるのか? 「プレジデント」(2024年5月3日号)の特集より、記事の一部をお届けします――。
この先5年を待たずして、我々の職場に生成AIが入ってくる。そのために、仕事や組織の有り様が大きく変わる――。これはもはや疑いようがない事実です。生成AIを使って下準備をしてから仕事に取り掛かる時代が必ずやって来ます。「自分の職場にはまだ来ないだろう」というあなたの安心感は錯覚にすぎません。
そう感じている人は、ITの普及によって自分のポジションが揺るがされなかったという自信があるのでしょう。しかし、それはITとAIの違いを正しく理解していません。ITは仕事ができる人の能力を上げました。それに対して、AIは普通の人の能力を押し上げます。ITを使いこなすにはある程度のスキルが必要ですが、AIは対話形式で使うのが簡単です。つまり全体の平均点を上げるのです。
ITが所得格差を広げたのに対して、AIには貧富の格差をなくす効果が期待されます。裏を返せば、みんなが平均的になっていく中で自分の価値を上げるにはどうすればいいか、ということに悩む未来が予想できるのです。
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