話題をガラッと切り替える言葉を使う
他の方法としては、次のようにすることで、いい意味で話に水を差すことができます。
たとえば、こんな感じです。
「ところで、今日は何時まで大丈夫ですか?」
「……ということで、話を続けたいのは山々なのですが、そろそろ本題に入りましょう」
「すみません。お手洗いをお借りしてもいいですか?」(一度その場から離れる)
「……ということで、話を続けたいのは山々なのですが、そろそろ本題に入りましょう」
「すみません。お手洗いをお借りしてもいいですか?」(一度その場から離れる)
このように、「話題を切り替える言葉」を使うことで、長い雑談を終わらせることができます。
さて、本書の趣旨は、できるだけ相手にたくさんしゃべってもらうことなので、会話が続くということは、うまい雑談ができている証拠です。
相手がもっとしゃべりたいと思っているのなら、雑談を続ける意味もあります。
話に乗っかって会話をどんどん広げてもいいでしょう。
しかし、相手も「そろそろこの話はいいかな」と感じているようなら、パッと話題を切り替えることが、相手の意を汲むことになります。
切り替えるタイミングは、会話が途切れた瞬間がベストです。
どんなにおしゃべりな人でも、1つの話題で延々としゃべることはしません。
どこかで途切れる瞬間があります。
【相手】「……という感じで、本当に面白かったんだよ」(ちょっと間が空く)
【自分】「なるほど、面白そうですね。……ところで、お時間のほうはまだ大丈夫ですか?」
【自分】「なるほど、面白そうですね。……ところで、お時間のほうはまだ大丈夫ですか?」
あくまでも相手を気づかうセリフを使いましょう。
自然に話題を切り替えることができたら、相手からの印象も悪くはなりません。
できるだけ相手にイヤな思いをさせることなく、スマートに終わらせましょう。